行き当たりばったり&ゆる~いテイストの脱力系なりゆきバラエティ“内村さまぁ~ず”(通称「内さま」)。内村光良とさまぁ~ずの三村マサカズ、大竹一樹の3人が、企画内容を事前に知らされず、毎回登場するゲストMCから提案される企画に行き当たりばったりで挑戦するこの番組は、2006年にWEB配信がスタートするやいなや、ゆるく頑張るオジサン達の奮闘が人気を博して、これまでのDVD売上はなんと累計100万本を突破!
さらに日本のバラエティ番組におけるDVDリリース数でギネス世界記録にも認定された、今年放送8年目に突入する大人気バラエティだ。
そんな内さまのキャストとスタッフがスクリーンに大集結し、まさかの映画化が決定!
いまや伝説のバラエティ「内村プロデュース」、そして「内村さまぁ~ず」で長きに亘り笑いのミラクルを起こしてきたスタッフとキャストチームだからこその、笑いの化学反応が映画館で炸裂する!
内村光良とさまぁ~ずの3人でさえ、内さまが映画になると聞いたときは、どんな映画になるのか誰も想像もつかなかったというこの映画、内さまらしい行き当たりばったり感はそのままに、脂ののったオジサン達の前代未聞のドラマが今幕を上げる!
「エンジェル社」は、依頼に合わせてシナリオを作り、メンバーが架空のキャラクターを演じて依頼を解決する、劇団兼探偵事務所である。メンバーは、代表のマサル、役者兼脚本演出の次郎、役者兼調査担当の伊東、マサルの幼なじみで役割不明の大島の4人(+事務のおばさん)。
ある日、女優志望の夕子が劇団と勘違いしてエンジェル社のドアを叩く。カメラもなければ観客もいない仕事内容を知ってすぐに立ち去ろうとするが、なんだかんだで引きずり込まれてしまう。
新体制となったエンジェル社に、中川という初老の紳士が訪れる。彼の娘の雅美はわけあって未婚の母となり、息子の広太に「お父さんは海外にいる」とウソをついてきたが、父親に会いたがっている孫の願いを叶えるために、父親に顔がそっくりなマサルに父親のふりをして会ってほしいという。
エンジェル社のメンバーが全力でサポートするが、初めての大役に緊張するマサルは失敗ばかり。
果たしてミッションは無事に成功するのだろうか?
キーパーソンとなる依頼人・中川を演じるのは、意外にもコメディー映画初参戦、日本アカデミー賞俳優の笑福亭鶴瓶だ。
エンジェル社のメンバーとしては、女優志望のヒロイン・夕子役に、今秋主演作『シネマの天使』が公開される藤原令子が、役者兼調査担当の伊東に「仮面ライダー鎧武」で注目を集め、『新宿スワン』や『忘れ雪』など出演作が続く久保田悠来が扮している。
そして、『内村さまぁ~ず』ゆかりの芸人が売れっ子から一発屋まで総勢52人!内さまの3人と笑福亭鶴瓶と合わせ、56人の芸人がスクリーンに集結することとなる。 台詞のあるなし、役の大小に関わらず、「内村さんとさまぁ〜ずさんのためなら」とスケジュールを明けてくれたという。セリフのある重要なドラマを生み出す役もあれば、居酒屋で座っているだけ!?の役も!人気のあの芸人が後ろにちらっと写っていて出番終了ということもあるので、彼らがいったいどこに出演しているのかを探すのも、その答え合わせともいえるエンドロールのNG集も、ファンにはたまらない楽しみになるはず!